
2013年以降
» あきらめることに価値がある
目に見える他の障害と違って、波があり、一見(悩みの深さも)他人からわかりにくいどもりは、あきらめにくい。
あきらめにくいのが、どもり。
だから、あきらめることに価値がある。
あきらめにくいものに対して「あきらめる」と覚悟することが大切。
2014/6/27(金)
大阪吃音教室 例会「仏教思想に学ぶ吃音」
» 喋ることの大切さ
どもりたくなくて人と接する機会を減らすと、自分の中のどもりは逆に大きくなる。
喋ることは潤滑油のようなもの。
喋っていると油が出てくる。
喋らなくなると、油が出なくなってくる。
エンジンを止めてしまうと、なかなかかからなくなってしまう。
つねにエンジンをかけておくこと。
2014/6/27(金)
大阪吃音教室 例会「仏教思想に学ぶ吃音」
» 基本設定を信じたい
いかに苦しい人生であっても、精神的に病むほどの苦しみであっても、人はこの基本設定に立ち戻る。僕はそう信じたい。
2014/4/18(金)
大阪吃音教室 例会「基本設定の吃音」
» 基本設定としての命
「人は奇跡」という言葉がありますが、最近僕は「奇跡って何だろう?」と思います。
息をして、歩けて、音楽を聴けて、どもるけれども喋れて、こういう精密なコンピューターのような体を持って、息をしている。これこそが奇跡だと思います。僕は自分が心臓病、糖尿病、目の病気と病気の宝庫だから、しみじみと思います。素晴らしいことをやることが奇跡ではなくて「今ここにあること」が奇跡だろうという気がします。
ある瞬間、ポンと命がなくなるかもしれない。誰が、あんなふうに韓国の客船に乗って事故に巻き込まれて命を落とすと思いますか?でも命は一瞬のうちになくなってしまうのです。そう考えると「生きている」ということ自体が奇跡なんですよ。精密な機械を持って生きている僕たちは、この基本設定としての命を不都合だからといって「変えよう」などと思わなくてもいいですよね。「このままの自分で生きていこう」と僕らは考えているんです。
2014/4/18(金)
大阪吃音教室 例会「基本設定の吃音」
» 人はいつでも幸せに生きられる
人はいつでも幸せに生きられる。
それはいつ?
今でしょう。
自分で自分を縛り、苦労しているのは自分だ。
決心さえすれば、いつでも幸せに生きられる。
2014/4/18(金)
大阪吃音教室 例会「基本設定の吃音」
» どもりはかわいいチャーミングポイント
どもりというのはちょうどいい弱点ですよね。
かわいいチャーミングポイント。
2014/1/17(金)
大阪吃音教室 例会「どもって声が出ない時の対処法」
» どもって声が出ない時の究極の対処法
僕らはどもったらいけない場面なんてないし、どもりで失敗したってかまわないですよね。「どもってはいけない」「どもると格好悪い」という考え方からちょっとずつ解放されたらいいですね。
等身大の自分を出すということが一番大事。
人間関係のコツのひとつは相手に優越感を持ってもらうことです。その方が人間関係はうまくいきます。「どもっている自分の劣等性を相手に見られるのが怖い」と思うかもしれないけど、人間はできれば弱みを出したほうがいい。すると相手は「あ、この人はこんな弱いところがあるんだな」と思います。そういうふうに相手に思ってもらったほうが仕事や人間関係はスムーズにいきます。
反対に相手が自分に対して「あいつはなんでもできる奴だ」と劣等感を持ってしまうと、その相手は劣等感から何か欠点を見つけて足を引っ張ってやろうと考えるかもしれません。「弱みを見せることは損」だと思っていたら「人にどもりがバレたらいけない」と思ってしまいます。
どもりを隠すよりむしろ「自分はこんな弱い点がある、弱点がある」と言うほうがいいですね。と言っても弱点を誰でも彼でも見せることはないし、弱点の全てをオープンにする必要もない。だけど素直にスッと自分の弱点を見せるというのは人間関係をより良くするとっても大きなコツだと思います。相手に劣等感をもたれた方がよっぽどやりにくい。だから等身大の自分をそのままに出しましょう。
どもる時はどもる。それがどんなに楽か。それが究極の対処法です。
2014/1/17(金)
大阪吃音教室 例会「どもって声が出ない時の対処法」
» それでも私は伝える
理解してもらうことは難しい。
理解する、しないは相手が決めることだから。
それでも私は伝える。
説明する。
それだけで充分。
2013/8/30(金)
大阪吃音教室 例会「吃音と当事者研究」
» そのままのあなたで
あなたが、
ただ、誠実に
この場にいてくれたらいい。
シンプルに、素直に、正直に。
葛藤や緊張もそのままに。
しどろもどろでも、それでいい。
2013/8/24(土)
第23回 吃音親子サマーキャンプ スタッフ勉強会
» からだにしみてくるもの
からだにしみてくるものを味わう。
それは不確かなものだけど。
2013/8/24(土)
第23回 吃音親子サマーキャンプ スタッフ勉強会
» 自分を守る力
弱い人間は
強い人間より
防衛本能に優れている。
弱いから、
自分の力で自分をしっかり支えて生きる。
2013年7月
» 自分のことは自分で守る
自分の心の状態は絶対に人にはわからない。
それを人に求めるのではなく、
自分のことは自分で守る。
2013年7月
» 率直、誠実、正直
率直、誠実、正直
これさえあれば恐いものはない。
2013年5月
» 折り合い
生きていくうえで
人間は、あきらめなければならないことがある。
どもりとの折り合いのつけ方を身につけることは今後の人生においても役立つ。
2013/4/19(金)
大阪吃音教室 例会「どもりって何だろう(吃音基礎知識)」
» 自分は自分の理解者でいよう
交流分析の原則
過去と他人は変えられない
人が思うことは、自分には変えられない。
まわりの目を気にすることには、もう疲れた。
まわりがどう思おうと
嫌われようと
自分は自分の理解者になろう。
自分は自分を嫌いにならないでいよう。
2013/4/19(金)
大阪吃音教室 例会「どもりって何だろう(吃音基礎知識)」
» どもりのせいにして
どもりのせいにしていたら、ラク。
自分は傷つかないから。
自分の人間性を丸だしにすると
傷ついた時に耐えられないから
人は、どもりのせいにする。
2013/4/19(金)
大阪吃音教室 例会「どもりって何だろう(吃音基礎知識)」
» 「あきらめる」は自分で決めること
意識的にあきらめる。
「あきらめる」は後ろ向きなのではなく、
勇気のいること、
活力のあること。
自分で決めること。
2013/4/19(金)
大阪吃音教室 例会「どもりって何だろう(吃音基礎知識)」
» 自分の人生はあきらめない
どもりを治すことはあきらめる。
どもって生きる覚悟を決めて、
自分の人生はあきらめない。
治ることはあきらめるけど、
自分の豊かな人生、楽しい人生はあきらめない。
2013/4/19(金)
大阪吃音教室 例会「どもりって何だろう(吃音基礎知識)」
» どもりをあきらめることは易行
どもりを治そうとすることは難行、苦行
どもりをあきらめることは易行。
2013/4/19(金)
大阪吃音教室 例会「どもりって何だろう(吃音基礎知識)」
» 生きるセンス
“生きるセンスがいい”人がいる。
それには、
人生経験が長いかどうかは関係ない。
2013/4/19(金)
大阪吃音教室 例会「どもりって何だろう(吃音基礎知識)」
» かっこよく生きる定義
どもりながら堂々と生きている人はかっこいい。
2013/4/19(金)
大阪吃音教室 例会「どもりって何だろう(吃音基礎知識)」
» 自分の人生を大事にするなら
自分の人生を大事にしようと思ったら
「治らない」と決める。
覚悟する。
人がなんと言おうと
「治らないと自分は考えよう」と決める。
そして、
あきらめるのは早いほうがいい。
2013/4/19(金)
大阪吃音教室 例会「どもりって何だろう(吃音基礎知識)」
» しゃあないやん
ないものねだりをするよりも
この顔
この体
自分の持っているもので生きていくしかない。
それしか、しゃあないやん。
2013/4/19(金)
大阪吃音教室 例会「どもりって何だろう(吃音基礎知識)」
» 治らないからこそ学べる
吃音は治らないからこそ
学べることがたくさんある。
アルコール依存症や末期がんなど
違う障害、違う劣等性であっても
「治らないからこそ学べる」は普遍的なテーマになることがわかる。
あきらめないといけないことは世の中にたくさんあるが、
あきらめることによって人生を深く考えることができる。
2013/4/12(金)
大阪吃音教室 例会「どもりと上手につきあうために」
» どもりを治すことをあきらめる
あきらめることは、とても大切なのですが、
自分が豊かに生きることは、あきらめてはいけない。
しかしどもりを隠していると、
自分が豊かに生きることはとても難しい。
2013/4/12(金)
大阪吃音教室 例会「どもりと上手につきあうために」
» あきらめること
あきらめるということはとても勇気がいる決断です。
活力のある決断。
あきらめることによって新しくはじまる。
ゴールはあきらめること。
あきらめることから出発します。
2013/4/12(金)
大阪吃音教室 例会「どもりと上手につきあうために」