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イベントのご案内

第3回 新・吃音ショートコース「吃音哲学 ~吃音の豊かな世界への招待~」

日程:2018年6月16日(土)・17日(日)


場所大阪市立東淀川区民会館
   (阪急京都線「淡路」駅東出口から南東へ徒歩約12分)
   〒533-0023 大阪市東淀川区東淡路1-4-53
   TEL 06-6379-0700


参加費:5,000円
    (研修費です。宿泊費、食事代は各自ご負担ください。)
    (宿泊、ホテルは各自でご予約下さい。阪急「淡路」駅は「梅田」駅から4つ目。大阪市内ならどこでも便利です。)


申込み・問合せ先:日本吃音臨床研究会
     〒572-0850 寝屋川市打上高塚町1-2-1526
     TEL/FAX 072-820-8244


※「第3回 新吃音ショートコース」の趣旨、日程、プログラム案など詳細は、下記PDFをご覧ください。
   ☆「第3回 新吃音ショートコース」案内
※「第3回 新吃音ショートコース」に参加ご希望の方は、下記用紙にご記入の上、日本吃音臨床研究会にFAXまたは郵送してください。
   ☆「第3回 新吃音ショートコース」参加申し込み用紙



 精神医学、臨床心理学、教育学、演劇など幅広い領域の第一人者を講師に迎えた吃音ショートコースでは、論理療法、アサーション・トレーニング、交流分析、認知行動療法、ゲシュタルト療法、当事者研究、内観、建設的な生き方、トランスパーソナル、からだとことばのレッスン、笑いとユーモア、サイコドラマなどを学び、体験してきました。今後は、これらを、日常生活に、これからの人生設計に、また、どもる子どもの支援にどう活かすかを探っていきます。
 新・吃音ショートコースは、現在、生活で困っていることだけでなく、こう考え、こう取り組めば、より楽しくより豊かに生きることができるという視点でも、生活や人生を見つめ直す場にできればと考えています。吃音を切り口にして、生きることを考える「吃音哲学」が今後ずっと続くテーマです。
 最初からきちんとしたプログラムができているわけではありません。とりあえずのおおざっぱな流れはあるものの、参加者の希望や要望で、柔軟に企画します。
 今、ここで感じたことを率直に出し合い、対話を通して自分に気づき、他者に気づいていく、そんな時間を共有していただければと思います。
 事前に希望、要望、提案をしていただければ、それに沿ったプログラムを組み立てます。遠慮なく提案して下さい。当日でも構いません。その場で、自分のこと、グループのこと、どもる子どもへの支援のあり方など、生活、人生を振り返り、今後の展望を考えましょう。ご参加をお待ちしています。




出版物のご案内

吃音を生きるⅡ-どもる人たちのサバイバル-

2014年8月出版  定価500円(送料込み 700円)
ご購入は : 下記まで700円分の切手をお送りください。

〒572-0850 大阪府寝屋川市打上高塚町1-2-1526 代表 伊藤 伸二

お問合せは :  TEL:072-820-8244またはお問合せフォームにて


こちらをクリックすると、冊子見本をPDFでご覧いただけます。


吃音を生きる2


「吃音を生きる」~どもる人々の体験集~発刊から8年ぶりに、「吃音を生きるⅡ」を刊行することになった。
先の体験集と同じように自己洞察が深く、真摯に吃音を見つめる内容が多いのは、大阪吃音教室での学びが基本にあるからだろう。この体験集では、どもる人たちのサバイバルをテーマとした。吃音は人に理解されにくいものだ。周囲の人に理解してもらえればそれにこしたことはないが、たとえ理解されなくても私たちはどもる人として生きていかなければならない。吃音と上手につき合うとは、社会で少数派のどもる人が、吃音を持ちながらどうサバイバルしていくか、ということに行き着くのである。
第二集は、19人の当事者の体験だけでなく、芥川賞作家・村田喜代子さんの講演記録、オランダでの第10回世界大会で出会った世界的に著名な作家、デイヴィッド・ミッチェルさんの、日本の私たちへのメッセージも含まれる。
このどもる人の体験集を読むと、悩みを克服した人の物語では決してなく、ときに揺らぎ、迷い、戸惑い、試行錯誤しながら歩んでいるありのままの自分が語られる。ひとつのエピソードにしぼった文章からは、吃音の苦悩だけでなく、吃音を持ちながらも自分らしく生きたいという心の叫びが聞こえてくるようである。どもることは、悪いことでも、劣ったものでもなく、むしろどもることで出会い、思考した経験からは、豊かな心の世界が広がっているように感じられる。






吃音の当事者研究 ~どもる人たちが「べてるの家」と出会った~

2011年の吃音ショートコースは、北海道から、向谷地生良さんをお迎えし、「当事者研究」について学びました。向谷地さんの講演・講義の後、参加者がグループに分かれ、実際に当事者研究を行いました。どもる人たちが、「べてるの家」の当事者研究にふれることで、自分たちの生き方がどんなにすばらしいかを再確認できたショートコースでした。それらショートコースの全てを詳細に採録した本がついにできあがりました。 講演・講義の中での質問や発言、グループで当事者研究をしているときの討議や発表など、参加した大阪スタタリングプロジェクトのどもる人たちと向谷地さんが一緒に作り上げた本だともいえます。 大阪吃音教室でも、ひとりのどもる人の人生にスポットを当て、深く掘り下げていくという「当事者研究」の講座を行っています。いま、「当事者」が主人公の時代です。


お問合せは :  TEL:072-820-8244またはお問合せフォームにて



吃音の当事者研究


◇著者 向谷地生良 北海道医療大学看護福祉学部臨床福祉学科教授
           社会福祉法人浦河べてるの家理事
     伊藤 伸二 日本吃音臨床研究会

◇定価 2,160円(税込み価格、送料当方負担)

◇目次
吃音の当事者研究に寄せて  斉藤道雄(ジャーナリスト)
まえがき~吃音という可能性  向谷地生良
1 講演 当事者研究と私  向谷地生良
精神医療の世界で起こっていること
浦河で、べてるで、行われていること
当事者がもつ力
2 講義・演習 当事者研究の実際  向谷地生良
講義 当事者研究について
演習 グループによる当事者研究
質問
3 対談 当事者研究を吃音に生かす 向谷地生良&伊藤伸二
伊藤伸二の当事者研究
吃音の悩みから解放される道筋
どもる人のセルフヘルプグループ言友会の設立
対談
4 吃音の当事者研究 吃音が治る、治せるを、あきらめる生き方  伊藤伸二
世界の吃音治療の現状
吃音の定義から始める吃音の取り組みの再構築
映画「英国王のスピーチ」の当事者研究
あとがき  伊藤伸二





吃音とともに豊かに生きる

NPO法人・全国ことばを育む会から新しいパンフレットが出ました。
2013年3月出版  定価500円(送料込み 700円)
ご購入は : 下記まで700円分の切手をお送りください。

〒572-0850 大阪府寝屋川市打上高塚町1-2-1526 代表 伊藤 伸二

お問合せは :  TEL:072-820-8244またはお問合せフォームにて



親の会パンフ


「どもり始めるのも、どもり続けるのも原因は親にはない。
どもる子の特別な子育てはない」

「どもることそれ自体は何の問題もない、
吃音を否定することで初めて問題になる」

「吃音は自らの努力によってではなく、生活の中で自然に変わる」

(本編「はじめに」より)



冊子の見本はこちらから⇒