同じような体験をしている子どもたちは、すぐに仲良くなります。そして、これまで話題にしてこなかったどもりについてゆっくりと話し合います。
また、「からだとことばのレッスン」の竹内敏晴さんの脚本・構成・演出による演劇に取り組みます。子どもは一所懸命声を出し、厳しいけれど楽しい稽古を積み重ね、上演の後は、「私にもできる」という達成感や充実感をたっぷり感じるようです。
これまで宮澤賢治の童話やミヒャエル・エンデの『モモ』、木下順二の『聴き耳頭巾』、エーリッヒ・ケストナーの『飛ぶ教室』などに取り組んできました。
「また参加する」という子どもの声に支えられ、16年間、吃音親子サマーキャンプは多くのドラマを生み出してきました。近畿地方だけでなく、九州、四国、関東と全国から子どもたちが集まり、最近は、150名ほどが参加する大きなキャンプとなっています。
ご指導中のこどもや、ご指導を終了したこども、そのご両親の方にご紹介頂ければ幸いです。
昨年度吃音親子サマーキャンプ参加者の作文
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