2010年度吃音親子サマーキャンプ中に
小学5年生が書いた作文


「選ばれたどもり」


 
 私は小さいときから、このサマーキャンプに参加しています。一番好きなのは、話し合いです。今年も話し合いがよかったです。何回も話し合いをしているけれど、今年のサマーキャンプの話し合いでは、驚いたことがあります。
 話し合いでは、どもりに対する工夫や、どもりのことを聞かれたときにどう答えるかなど、たくさん話しました。その中で、私が気に入ったのは、だれかが言った、どもりを説明するときに、『選ばれたどもりの人』ということばです。その言い方は、いいんじゃないかと思いました。そんなことを思ったことがなかったので、驚いたのです。どもりカルタにも、そんな読み札がありました。
 今年、伊藤さんが、滋賀県とは違う場所でもキャンプをしていると言っていました。滋賀県が本場と言っていましたが、私はいろいろなところでしているキャンプにも行ってみたいと思いました。
 お母さんがどもりカルタを買ったので、みんなでしました。選ばれたどもりの他にも、いろいろなことが書いてありました。へえーっと思ったことや、自分と同じやと思ったことがありました。お父さんが読み札を読んで、へえーっと言っていました。普通に、カルタとしても遊べるし、よかったです。

 


・第21回 吃音親子サマーキャンプ

〔日 時〕:2010年8月27・28・29日(

〔場 所〕:滋賀県彦根市・荒神山少年自然の家
      〒522-0047 彦根市日夏町字宮前4794番地
      (最寄り駅はJR東海道線・河瀬駅)

〔参加費〕:ひとり 15,000円(おとな・こども 同じ金額)
      (宿泊費・食費・資料代・保険料などを含むすべての費用)
      きょうだいの参加費は12,000円

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