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最優秀賞 | 隠していた頃 | 堤野 瑛一 | |
優秀賞 | 家族会議 | 掛田 力哉 | |
優秀賞 | もう、大丈夫だよ | 内田 智恵 | |
審査員特別賞 | 吃音が「消える」とき | 西田 逸夫 |
2005年度の「ことば文学賞」には、11作品の応募がありました。(例年に比べて応募が少なく、締切りを延長しました。)とは言え、内容も文章も、優れた作品が揃いました。
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文学賞授与式 |
最後に最優秀賞1作品、優秀賞2作品と、今年だけの審査員特別賞1作品が発表され、賞品と副賞の授与が行われました。(関東の内田さんには、後日郵送されました。) 最優秀賞を受賞した堤野さんは、「書き上げてすぐ、今年は一番だと思った。他の応募者には悪いけれど、(賞を)もらっておきます」と、例会参加者を笑わせました。 例会後には、「吃音が始まった頃、他のことは隠す気がなくなっていたのに吃音だけは隠そうとした。それが不思議」と、「隠していた頃」で描いた学校生活をしみじみ振返っていました。 優秀賞の掛田さんが書いたのは、「吃音親子サマーキャンプ」のスタッフ仲間に結婚相手を見つけて…という、例会の常連には良く知られたエピソードです。この日の朗読を聞いて、「素敵な話と思っていたが、文章を読むとまた格別」という感想が寄せられました。 |