『どもる子どもとの対話』 ナラティヴ・アプローチがひきだす物語る力 |
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「吃音に対する否定的な物語」を書き換えることが大切だとする、ナラティヴ・アプローチ。
そのために、子どもと親、子どもとことばの教室の担当者や言語聴覚士に、どのような対話が必要か、ニュージーランドの大学院でナラティヴ・アプローチを学んだ臨床心理士の国重浩一さんと、吃音を生きる子どもに同行する教師・言語聴覚士の会の仲間たちがディスカッションして作り上げた本。どもる大人のナラティヴが変わった体験も紹介。 どもる大人にとっても、より豊かに生きるためのヒントが満載です。 【主な内容】 ナラティヴ・アプローチとはなにか
国重浩一さんが分かりやすく解説。 ナラティヴから読み解く、吃音の特徴と吃音問題の本質
吃音に対する否定的な物語と、「吃音は治る、治すべきだ」との言説が人生を縛ったと考え、その物語を書き換えていった伊藤伸二が、吃音に悩み始めた原因と、悩みから解放されていったきっかけを整理。世界の吃音研究・臨床の動向やさまざまな領域から学び、対話を続けたことを基に、吃音の特徴と吃音問題の本質を解説。
どもる子どもの吃音の否定的なストーリーを肯定的なものに書き換える共著者としての実践
☆初めて子どもと出会うとき ☆吃音チェックリスト・吃音の氷山 ☆言語関係図 ☆どもりカルタ ☆吃音キャラクター ☆当事者研究 実際に対話している、ことばの教室での11の学習場面を紹介。 それぞれのナラティヴが変わる
どもる子ども、どもる大人、どもる子どもの親、言語聴覚士、ことばの教室の教員の体験。 ☆世界的なミュージシャンのスキャットマン・ジョンの体験 ☆世界的な小説家のデイビッド・ミッチェルからのメッセージ ☆消防士になりたいという夢をもっていたひとりの青年のインタビュー ☆大阪吃音教室の仲間、山本直美さん、藤岡千恵さんの体験も収録。 ☆言語聴覚士の池上久美子(カナダ・アルバーター大学吃音治療研究所)さんの、自身の経験を丁寧にみつめ直し、「吃音を治す、改善する」の考え方から変わっていった体験。北米の吃音事情の貴重な報告も収録。 伊藤伸二が語る、「どもる君へ」の16のメッセージ
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『どもる子どもとの対話』 ナラティヴ・アプローチがひきだす物語る力 ISBN 978-4-7608-2843-2 |
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