《大阪吃音教室 例会記録》

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・吃音教室2005.01.14・記録
テーマ:ゲームを通して自分を知る
担当者:松本 進
参加者数:24人(内、初参加者2人)
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18:45〜 (司会者)初参加者紹介

19:15〜 (松本)吃音教室でこのようなゲームをすることの説明
・(伊藤伸二と二人で)大阪吃音教室の年間スケジュールについて
 概略を説明。
・この時間は、ゲームを通して、吃音のことも、吃音以外のことも
 含めて、自分を客観的に見る機会とする。
 自分は自分の人生をどう考えているのかを見直す。ほかの人はど
 んな考えを持っているのかを知る。

19:15〜 (松本)本日のゲームの説明
・「人生に成功するためのカード」ゲーム
 参加者一人ずつに、B4判の白紙1枚と、小さなカード11枚が
 配られる。カードのうち10枚には、人生に成功するために一般
 的に大事と思われている項目が、一つずつ書かれている。白紙の
 カードが一枚あり、ほかのカードにない人生の秘訣(ひけつ)を
 書いても良い。
 これら11枚の小さなカードから、自分が大事と思う順に9枚を
 選び、B4判の用紙に貼り付ける。
・こうして、自分の考える人生の秘訣を、カードで表現する。

19:25〜 (全員)ゲーム開始(休憩を兼ねる)


大事だと思うカードから、上から順に貼って行く


19:50〜 (全員)一人ひとりの結果発表
・例会開始時の大きな輪に戻り、参加者全員が順に、自分がカード
 を貼った用紙を見せ、並べた順とその理由を説明する。

・カードの選び方、並べ方のほか、自分の貼った結果発表の説明の
 しかたにも、それぞれの人柄や人生観が現れていた。
・「人生の秘訣」カードのうち、1枚は「愛を大切にする」という
 ものだった。普段、しらふでは話しにくい話題ながら、この日は
 ゲームを通してだったので、人生における愛の意義について熱く
 語る参加者が多かった。

21:05〜 初参加者感想
○今日の皆の話を聞いて、自分の考えと近いと共感出来た。ほかの
 場所では聞けないようなことを聞けて、ためになった。
○ここにいる人達は、吃音の悩みを含めて、自分のことを表現する
 のがうまいと感じた。また、吃りながらでも頑張って話している
 ことを、素晴らしいと思った。

21:10  終了
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