《大阪吃音教室 例会記録》------------------------------------------------------------・吃音教室2004.11.26・記録 テーマ:1分間スピーチ 担当者:長尾 政毅 参加者数:22人(初参加者なし) ------------------------------------------------------------ 18:45〜 (司会者)参加者近況 19:15〜 (長尾)1分間スピーチをすることの説明 ・多くの吃音者は、一旦話し始めると長くだらだら話したり、回り くどい話し方をしたりする。話す内容をまとめた方が、聞き手が 聞きやすい。1分間スピーチは、内容をまとめる練習になる。 ・1分間スピーチの5つのポイント。 1. テーマの明確化 話の中で、5W1Hを明確にする 2. フックを活かす 聞く人にインパクトを与え、興味をひくようにする 3. ユーモアを効かす 通り一遍でなく、面白く、聞き手をなごませる 4. 相手の心に絵を描かせる 状景の想像をしやすいように工夫する 5. 体験的で具体的か 身近で分かりやすい話をする 19:25〜 (長尾)スピーチするテーマを決める ・全員、しばらく話す内容を考える 19:35〜 (全員)1分間スピーチ(1回目) △テーマ「冬について」 20:05〜 (長尾)後半のテーマを話し合う 20:10〜 休憩 20:20〜 (全員)一分間スピーチ(2回目) △テーマ「吃音について」 ・一旦「冬と吃音」というテーマで始めたものの、似たスピーチが 相次いだのでテーマを変更。 ・一人の参加者のスピーチが面白い内容だったので、概略を再現。 ○ある学校の就職面接実習というものを手伝ったことがある。何人 かの教官と自分が、臨時の面接官を勤めた。その時気が付いたの は、面接を受ける者の9割方が吃ってしまうということだ。 吃音者はよく、面接の時に吃るのではないかと心配する。でも、 面接担当者の方は受験者の吃音には慣れているし、それほど気に 止めていないものだ。 20:55 終了------------------------------------------------------------ |