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「12人の怒れる男」ひとくちメモ 1957年製作アメリカ作品 ■製作 ヘンリー・フォンダ ■製作・原作・脚本 レジナルド・ローズ ■監督 シドニー・ルメット ■撮影 ボリス・カウフマン ■音楽 ケニヨン・ホプキンス ■出演 ヘンリー・フォンダ/リー・J・コップ/エド・ベグリー/E・G・マーシャル ★ベルリン映画祭金熊賞 |
「12人の怒れる男」は名優、陪審制度を題材にした「人が人を裁くこと」の難しさを、12人の陪審員による壮絶な討論を軸に描いた傑作。舞台は蒸し暑い陪審員室。作品の時間経過も観賞時間と同じという徹底したリアリティ。あたかも自分がその討論に参加しているのでは・・・と思わせてくれる手に汗握る作品です。 |
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どんな裁判 |
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凶器 |
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動機 |
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目撃者・証言者 |
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事件の経緯 |
午後8時に父親に殴られる。その後被告はす外出し古道具屋へ行き、ナイフを購入。午後8時45分にバーで友達の逢い、その際に友達が被告の購入したナイフを確認しておりこのことは被告も認めている。午後9時45分に友達と別れて午後10時に帰宅。 被告と検察側の証言が異なるのはここから先。 (被告の証言) 被告はその後、午後11時30分に再び外出し映画館へ行き、映画を観賞後翌日の午前3時過ぎに自宅に帰ったところ、いきなり警察に捕まったと主張。しかし、その時の尋問で被告は観た映画の題名を覚えておらず、映画を観たという証拠もない。ナイフは映画館でなくしたとも証言している。 ![]()
(検察側の見方) |
このように裁判の経過は明らかに有罪。裁判官は12人の陪審員にこの裁判の結果を踏まえて慎重に議論し、全員一致の判決を出す様に命じます。彼らの判決が「有罪」であれば、被告の情両酌量は一切認めず第一級殺人罪として死刑。「無罪」であれば審議やり直し。被告の命は12人の陪審員に委ねられました・・・。
さてさて・・・この裁判の陪審員として集められた12人の男達は、被告にどんな判決を下すのでしょうか?
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